GPS Forex Robotを非マーチンゲール化へ一本化
必要口座残高の最適化
以前、GPS Forex Robotはマーチンゲール方式なので、ストップロス発生後のリカバリ取引のリスクがとても高いという話を書きました。
そのため、GPF Forex Robotは非マーチンゲールとするオプション設定をして運用を採っていました。そうすると、ストップロス後の高ロット数の取引に備える必要がないため、運用に必要な口座残高は、ベンダーが推奨しているもの(0.01ロットあたり100ドル)よりも、大幅に少なくてできるのではないかと考えました。
- ベンダーのマニュアルから引用
必要口座残高の最適化後の運用結果
詳細な計算方法は省きますが、必要口座残高を最適化し、他のパラメータも再検討した後の運用結果が以下です。
- 必要口座残高最適化後の運用(2017/8/22~2017/11/17)
3ヵ月ほどで65%の利益が出ています(1回もストップロスが起きていないので、まださほど信頼は置けませんが)。
ただし、同期間、ベンダーの推奨設定で運用した結果GPS Forex Robotの運用結果は以下です。
- ベンダーの推奨設定運用(2017/8/22~2017/11/17)
圧倒的なパフォーマンスの差があると言わざるを得ません。
ストップロス発生時の損失額が固定であるならば、必要以上の残高を口座に残さないことは、EAが想定外の動作をした場合のリスク回避につながります。
また、同じロットで投資する際の必要資金の少なさは、利回りの数値に直結するのです。
どうせリスクを取るのであれば、GPS Forex Robotをベンダーの推奨口座残高のまま運用する必要は無いと考え、必要口座残高や他のパラメータを独自で最適化した運用に一本化していこうと思います。
独自EA開発へ
前にも書きましたが、今回のGPS Forex Robotの分析、およびパラメータの最適化から得た知識を活かして、独自のEAを開発していましたが、自分用に試用運転するレベルでは、一旦完成したので、運用を開始します。結果については今後報告していきます。