海外FX業者の信託保全について

2015年1月19日、有名なFX業者のAlpari(アルパリ)が破綻した。

スイスフランの予想外な急騰による多額の損失を計上したためである。しかし、日本でFX業者としてAplari利用していた人たちには大きな影響は無かった。それは、Alpariが顧客資産を信託保全していたためである。

信託保全とは、FX業者が他の銀行などに顧客資産を預け、あくまでFX業者が倒産した際にも差し押さえの対象とならないようにするシステムである。国内のFX業者には義務付けられていて、どのFX業者を選んでも自動的に大手の銀行等を利用した信託保全が行われる。

しかし、海外のFX業者ではそうはいかず、顧客資産について全額信託保全を行っている業者はかなり少なく、信託保全を全く行っていないか、行っても2万ユーロまでのところが多い。

そうそうFX業者が破綻することはないので、ついつい軽視しがちだが、投資において重要なのは1回のアクシデンドで即退場にならないようにリスクをコントロールすることだ(リスクをコントロールできたゴールドマンサックスは栄えており、リスクコントロールが不十分だったリーマンブラザーズは破綻し消滅したのだ)。

したがって、私は海外FXを利用する際には、信託保全が適用される範囲内で行うのは鉄則と考えている。

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