結論から先に言うと、サラリーマンにとってレバレッジをかけて投資をする方法として一番行いやすいからです。
以下に詳しく説明していきます。
FXとは何か
外国為替取引とは
FXとは外国為替取引の一種です。外国為替取引とは異なる国の通期の交換を行うもので、たとえば、円とドルを交換したり、またはドルを円に戻したりします。
これはもともと投資を目的にしたものではなく、国際経済のもとで通貨を交換して便利に経済活動をするためのものです。
なぜ、外国為替取引が投資になるかというと、それぞれの国々の経済事情に合わせて、通貨同士をいくらといくらで交換するか(為替レート)が日々刻刻と変動するからです(変動相場制)。
変動為替相場制とは
経済の国際化が進み、いまや世界中のどこにいてもお金さえ出せは同じものが手に入ります。
しかし、各国の物価はそれぞれことなり、同じものでも価格が異なります。例えば、よくその国の物価を表すのに、世界中に展開しているマクドナルドのビックマックが例に出されます。
日本ではビックマックは1個370円くらいですが、ニューヨークでは約4ドルで1ドル=100円だとすると、だいたい同じくらいです(現在はやや円安で1ドル=140円くらいですが)。
これが、日本でインフレが起こり、ビックマックが1個4000円くらいになると、日本円のままピッマックを買うのはばかばかしいので、一度ドルに交換(円売りドル買い)してからビックマックを買うひとが増えます。そうすると円を売ってドルを買いたい人が増えるので、市場原理により円とドルを交換する際にドルの価格が上がり、円の価格が下がるということが起きます(円安ドル高)。その結果、すぐに、アメリカでビックマックを1個買っても4000円くらいになるように、1ドル=1000円くらいになってしまうのです。
国際的に瞬時に情報が伝達され、お金が動く現代では、このような為替ルートの変動がものすごいスピードで起こっています。
外貨投資とは
上記のような変動為替相場制を利用して投資を行うことを外貨投資と言います。例を挙げれば、1ドル=100円のときに1ドルを100円で買って、1ドル=120円のときドルを売れば20円儲かるわけです。FX投資というのは、単純に言えば、その外貨投資を人からお金を借りて行うものです。
FX投資とは、お金を借りて外貨投資をする仕組み
自分が100円しか持っていない場合、1ドル=100円だとすると1ドルしか買えません。そのため、その後1ドル=120円のときにその1ドルを売っても20円しか儲かりません。
しかし、人から100万円借りて投資を行った場合、1ドル=100円で1万ドル帰るので、その後1ドル=120円のときにその1万ドルを売って20万円儲けることができます。
詳細は追って説明しますが、FX投資というのは、外貨投資を行う目的に限り、業者にお金を(証拠金)預けることで、その何十倍、何百倍ものお金を無利子、無担保でお金を借りて投資ができる仕組みなのです。
お金を借りて(レバレッジをかけて)投資をしなければ、儲からない
お金を借りて投資を行うことを、「レジレッジをかける」と言います。レバレッジは梃(てこ)の意味で、てこの原理のように資金を実際の金額の何倍にもして投資を行うことです。
現在のような低金利の自体では、お金をそのままの金額で投資しても大して儲かりません。年間で元手の1%の利益を得るだけでも、普通のサラリーマンにとっては大変な苦労でしょう、大抵の人はそれすらできていないのではないでしょうか。
お金を借りて投資を行うことに、もちろんリスクはあります。しかし、リスクはコントロールすることができます。交通事故や病気、会社の倒産等、我々は普段の生活でもリスクに囲まれ、それをコントロールして生きています。
正しいツールと方法論を用いれば、レバレッジをかけて投資を行うリスクもコントロールすることができます。そして、その方法として無利子・無担保でレバレッジをかけられるFXというものは、普通のサラリーマンにとって最適な投資ツールと言うことができるのです。
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