auカブコム証券での日本株システムトレードですが、いくつか注意点があります。
Windows環境でなければ取引できない
普通のREST APIのクライアントプログラムであれば、もちろん動作するOSは問いません。したがって、比較的安価なレンタルサーバであるLinux環境でも取引が可能なはずです。
しかし、auカブコム証券のシステムトレードはやや異なります。
直接auカブコム証券のサーバに自分が作ったRESTクライアントプログラムからアクセスするのではなく、一度、「kabuステーション」というWindowsアプレケーションを起動し、そこのにアクセスする必要があります。「kabuステーション」が起動できるのがWindows環境だけなので、Windowsでしか動作させることができないというわけです。
通常のRESTサーバとRESTクライアント
auカブコム kabuステーションAPIの呼び出し方
「kabuステーション」はWindows内で
http://localhost:18081
のWebサーバとして動作します
「localhost」は自サーバ(この場合はそのWindows端末)を表し、「18081」はポートを表します。ポートとは自サーバでほかのWebサーバプログラムが動作していた場合に、クライアントから区別できるようにする番号のようなものです。
自分で作成したRESTクライアンプログラムは、この「http://localhost:18081」を呼び出し、「http://localhost:18081」として呼ばれたkabuステーションアプリが、auのカブコムのサーバを呼び出すというものです。
RESTクライアントプログラムから、auカブコムのサーバー直接呼び出そうとしても、セキュリティ上のブロックがかかっており、呼び出すことができません。
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