日経平均システムトレードスキャルピング

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祝!日本株システムトレード元年

長らく日本株でシステムトレードをやりたいと考えてきましたが、東京証券取引所にアクセスできるようなシステムトレード環境でなかなかよいものがありませんでした。

マネックス証券のトレードステーションというのがその候補だったのですが、2020年8月7日をもってサービスを終了してしまいました。

あとは岡三証券というところが、Excelマクロから実行できるシステムトレード環境を提供しているようなのですが、FXにおけるMT4のようないわゆるシステムトレード環境とはかなりイメージがかけ離れているもののようでした。

しかし、この度、auカブコム証券がREST APIやWebSocket APIで、日本の各証券取引所に対して取引を発行できるシステムトレード環境であるkabuステーションAPIを、個人投資家向けに公開してくれました

※ 今まで法人向けのAPI環境はあったようなのですが、法人としてauカブコム証券と契約しないと使えないもので、私のような個人投資家は使うことができないものでした。

これは、非常に大きなことです。今までFXや仮想通貨ではAPIを用いたシステムトレードを行うことはできましたが、日本における投資の本丸である日本株に対して、先物ではなく現物や信用取引でのAPIによる取引が可能になったということです(もちろん先物も可能ですが)。

また、FXやビットコインと違い、日本株のAPI取引において画期的なことは、原則としてスプレッドが存在しないということです。これは、株の現物、信用取引というものが原則として証券会社に手数料を払うシステムになっているためです。
FXにおいてもNDDなど、取引業者が手数料を徴収するケースはあるのですが、それでもスプレッドはゼロにはなりません。

スプレッドがゼロになるというのはどういうことかというと、例えば買い取引でスキャルピングを行うとして、

スプレッドがある場合

売却価格 > 自分が買った価格+スプレッド幅

でない利益が出ませんが、

スプレッドが無い場合

売却価格 > 自分が買った価格

であれば、利益が出ることになり、つまり、最小の値幅単位で指値で利食い注文すると、今自分が買った時点が最高値でなければ利益が出せるということになり、スキャルピングを行う上で非常に利益を出しやすいということになります(たまたま自分が買った価格がその株の最高値であることのほうが珍しいと思います)。

したがって、私はFXでの取引も継続して行っていくのですが、すこしこの日本株システムトレードというものに注力してみたいと思っています。経過やノウハウについてはこのブログで随時公開していく予定でいます。

 

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