証拠金はいくら預けたらよいのか

FX投資初心者の方が、FXを始めるにあたり、不安に思うのことの1つが「FXの仕組みがよく分からないから、預けたお金がすべて無くなってしまうんじゃないか」ということだと思います。

そのためには、FXの仕組みを理解するよりも、そもそも自分が行いたい投資に最低限の証拠金だけをFX業者に預けるということが大切になります。

また、FX業者に証拠金として預けたお金は、FX投資を続けている間は預け続けなければならず、他のことに使えません。そのため、お金を最も有効に投資するROIの観点からも、無駄に多くの証拠金をFX業者に預けないということは大変重要です。

多くのFX業者は、銀行などの金融機関から証拠金を入出金するのに手数料はかかりません。したがって、あなたは、FX投資を行いたいときに、必要な分だけ資金を預けるということができるのです。

前置きが長くなりましたが、FX業者に預けるべき最低証拠金額を求めかたは以下です。

① まず、損失許容額(損してもよいと決める金額)を決める

例) 1万円までなら損してもよい

② 次にロスカット価格変動幅(値動きしたに損切りする金額)を決める

例) ドル円で10円分値下がったら損切りしよう

③ そして、最大保有日数を決める

例) 最大1年間は決済しないでガマンしよう

④ 取引通貨量(円ドルなら、何ドル売るか)

損失許容額¥ ÷  ロスカット価格変動幅¥ = 取引通貨量$

例) 1万円 ÷ 10円 = 1,000ドル(ドル円で、1,000ドル売りでエントリする)

⑤ ロスカット価格を算出する

現在の価格¥ – ロスカット価格変動幅¥ = ロスカット価格¥

例) 1ドル120円 – 10円 = 1ドル110円

⑥ ロスカット時の取引額を算出する

ロスカット価格¥ × 取引通貨量$ = ロスカット時の取引額\

例) 1ドル110円 × 1,000ドル = 110,000円(11万円)

⑦ ロスカット時に必要な証拠金額を算出する

(ロスカット時の取引額\ ÷ レバレッジ) × 強制ロスカット証拠金維持率
= ロスカット時に必要な証拠金額\

例) (11万円 ÷ 25倍) × 50% = 2,200円

⑧ 最大保有日数の合計スワップ損失額を求める

1日分のスワップ損失額\ ×  最大保有日数 = 合計スワップ損失額\

例) (11万円 ÷ 25倍) × 50% = 2,200円

⑥ ロスカット時に必要な証拠金が残るように、最初の証拠金額を求める

ロスカット時に必要な証拠金額\ + 損失許容額\ +  合計スワップ損失額\
= 最初に必要な証拠金額\

例)  2,200円 + 10,000円 + (4円 × 365日)
= 2,200円 + 10,000円 + 1,460円
= 13,660円

いかがでしょうか。これは、ドルを売る場合ですが、ドルを買う場合はこの逆になり、⑧スワップポイントがプラスになる代わりに、⑦ロスカット時の証拠金額も高くなります。
いずれにしても、この計算式で、エントリ時に必要な証拠金額を求めることができます。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする