実は配当金狙いの株式投資は基本中の基本
私もそうですが、いろいろ投資関係のビジネス書とかを読んでいくと、「株で1億円儲ける」とか「FXで1億円儲ける」とか「不動産で1億円儲ける」とか夢のあるタイトルがベストセラーにはよくあります。しかし、これらのビジネス書に書いてある内容は結局のところ
「やたらとリスクが高い」か
「やたらと手間費がかかる」
のどちらかもしくは両方だったりします。
株式投資やFXは1日中パソコンに張り付く必要があったり、不動産投資は何百件も物件を見て回って、銀行に通って何億円もの融資を受けて物件を買うものであったりします。
私は本業があるサラリーマンなので、「楽して(できればほったらかしで)儲けよう」とうコンセプトで投資をしているため、これらのビジネス書に書いてある手法は軒並み実践できなかったりします。
そんななかで、一度作ればほったらかしで済む、システムトレードを中心にトライしているのですが、これがやはりなかなか難しく、低リスクであれば、年間5%の利益を出すのも容易ではありません。
しかし、地味すぎて世間ではあまり喧伝されませんが、低リスクで年間5%程度の利益を出す投資商品は世の中に普通にあるのです。そして、その1つが株式投資の配当金なのです。
日本の優良株は世界の中でも高配当
Yahooファイナンスなどで検索してもらえばすぐにわかると思いますが、日本の東証一部に上場してきる株式の中で高配当なのものの代表としては「銀行、商社、通信」というのが挙げられます。
これらは、銀行で言えば、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほg均衡。商社でいえば、三菱商事、三井物産、伊藤忠商事。通信で言えば、ドコモ、au、ソフトバンクなど日本を代表する大企業ばかりです。日本ではこういった企業が配当に積極的で、株価を維持しようと努力しているのです。
これらの会社の株式を、比較的株価が安いときに購入すると5%、普通のときでも4%くらいの配当が見込まれます。
配当が年5%ということは、単純計算で10年で50%ということになります。もし、株価が半値になってもトントンです。
でも、上記のような会社の株価が、ここから10年で半値なる可能性はどれほどあるでしょうか?。そう考えると、自分で作るEAよりもよほど安定していると言わざるを得ません。
日本の商社株はパフェットも買っている
何度も報道されて有名な話ですが、あの投資の神様、ウォーレン・バフェット率いるバークシャー・ハサウェイという投資会社も今年、日本の商社株を大量に買って話題になりました。
その理由について、バフェットは明らかにしていませんが、結局のところ「配当狙い」だという見解が大勢を占めています。なぜならば、日本の大手商社株が、これ以上それほど値上がりするとはどうしても思えないからです。
これは私の見解ですが、バフェットですら、株が大きく値上がりする会社が見つけられず、株式配当目当てに走ったというこです。
果たして、バフェットですらそうなのに、素人である我々が長期的に本当に値上がりする株を見極められるでしょうか?
私はこの配当金目当ての株式購入というのは、そもそも株式投資の本筋であり、投資初心者はまず心掛けるべきだと思います。
投資で一番大事なことは「生き残ること」「負けないこと」とよく言われます。そのためには投資はするが、高い確率で利益をを上げられる行動を選ぶことです。
前にも書きましたが、投資における期待値というのは、
期待利益 × 確率です。
高い利益が見込めることとまったく同じレベルで、高い確率で利益を見込めることが重要なのです。
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