見送りフラグは立っていたのだが・・・
金曜日の米国株は、ダウ工業平均、S&P500ともにそこそこ上げました。しかし、日経平均先物は冴えなく、9時の開場直前の段階でわずかに値下がりしてました。
こういった日は、日経平均は方向感のない、難しい相場になることはこれまでの経験から予想されていました。
寄り付きの下落に魅せられてエントリしてしまう
開場すると日経平均はグラフのように急落の値動きを見せました。私は前回、下げ相場でエントリが遅れて機会損失をしてしまったことが念頭にあり、また新型コロナワクチンの職域接種や大規模接種の新規受付停止から、市場が悲観的ななっているのではなどと考え、「これは下げ相場なのでは」とエントリしてしまいました。
結果、ほぼ前場の底値でエントリしてしまい、あっという間に約定値+60円の損切り値に引っかかり決済してしまいました。
失敗の原因は判断ミスではなく、トレード依存症
以前も経験があるのですが、このようなパターンで無理目のエントリをしてしまい、結果的に損失を出してしまうということは、トレードに力を入れている時期はよくありました。
事前に「こういった場合は取引しない」と決めていたにも関わらず、いざとなると何かと理由を付けて取引してしまうのです。
これは、トレードしているときの緊張感や楽しさに中毒になり、それをしない生活にハリがなくなってしまうように感じることにより起こる現象です。まさにギャンブル依存症です。
トレードを我慢して損失を出さなかったことも勝利と考えるようにしよう
そこで私は、今後、トレードを見送った日は
機械損失になるかもしれないが、エントリしないという賭け(勝負)をしている
と思うようにします。
よく言われることですが、得られるはずの100万円が得られないのと、100万円を失うのでは、(実質的にはいろいろ影響は違いますが)未来の期待値を基準にして考えると同じマイナス100万円です。
そう考えると、エントリしない日も同じ緊張感やトレードしてる感を得られるのではないかと考えています。
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